子供の頃からの習慣で、お正月には「初詣」に行くのが普通だと思っていました。
ところが!
「初詣よりも年末詣のほうが良いよ」 と聞いたので「どういうこと?」 と思いながらも行って来ました。
感想は
「年末詣、最高でした。もう2度と初詣には行かないですね」
今回、家族で行ったのですが妻も同じことを言ってたので、女性の方にも共感してもらえると思います。
では、さっそく紹介していきます。
年末詣のどん兵衛CM「年末詣はご利益がある?」
初詣は渋滞や人混みで大変!
神社に着くまでの長~い渋滞。1時間、2時間は当たり前の大行列。
「歩いた方が速いんじゃね~か?」てな速度で、ちょっとイライラ。
やっとの思いで神社に着けば
人。人。人。
あふれんばかりの人ごみにウンザリ。
「迷子にならないように気をつけるんだよ~」と子供たちに言い聞かせ、人ごみを掻き分けての参拝スタート。
(この時点でだいぶグッタリ)
いやいや、本当に人の多さにウンザリ。
どこから湧いて出て来たんだ? ってな感じですよね。
やっとの思いで本殿に着いても、神様のご利益を感じるような雰囲気など全く無く。
お賽銭を入れてお参りするだけの単なる儀式で終わり。
人ごみを掻き分けて苦労してきたのに、たったそれだけで終了~。
チ~~ン
本当は、 ゆっくりとお参りしたいけど「うしろの人と交代しなきゃ!」というアセリも感じたり。
でも、そんなドタバタな感じでも「初詣もちゃんと済ませたし!」と自己満足で、あとは おみくじを引いて、出店で何か食べて帰ろうか?
毎年このパターン。
神聖な場所のはずなのに、そんな雰囲気など全く無いのが残念。
でも、これが初詣というもので、良い一年のスタートのためには大変だけど頑張って行くべきで!
これが普通だと思っていたのです。
年末詣の魅力
こちらは年末詣の景色
神聖な雰囲気が写真からも伝わって来ませんか?
早朝ということもあり参道を歩いている人は少なく、とても静かで、鳥の無く声と玉砂利の心地良い音が聞こえるだけの清々しい朝の景色
お参りに来ているんだけど、単純に朝の散歩ってだけでも大満足です。
私は29日の朝にお参りしました。(朝の方がパワーが強いと聞いたので)
後で詳しく調べてみると、年末詣は22日頃の「冬至から年末までの間」なら、いつでも良いそうです。
年末詣だから31日に行かないと! というわけでは無いようです。
朝日に照らされた時「気持ち良い~」と思わずパシャッ
本殿に着いてからも人が少ないおかげで、ゆっくりと落ち着いた気持ちで参拝が出来て大満足でした。
感謝の気持ちを、しっかりとお伝えして来ました。
仕事や用事で初詣に行けない人にもオススメ
正月の3日の間に初詣に行けない人もいると思います。
その場合、遅れて参拝することに出遅れ感を感じてしまい「今年はもうイイかな?」って参拝しない事になるともったいないと思います。
そんな思いをしないためにも、心から年末詣をオススメします。
一年の感謝の気持ちをお伝えできて、余計なストレスを感じないってことも年末詣の大きなメリットです。
ほかの参拝者との触れ合いが心地良い
さらに年末詣で良かったところ!
人が少ないおかげで、すれ違う人に「おはようございます」と挨拶を交わすことが嬉しかったです。それだけのことですが、すごく心が満たされました。
朝早くにお参りに来て気持ちが穏やかだからでしょうね。自然と挨拶をしたくなる!
そんな感じでした。
なかでも、おじいちゃんとあばあちゃんが仲良く歩いている姿を見ると、こっちも心がホンワカしてくるような。
ほかのすれ違う方々も、みんな満たされているように見えるから不思議。
初詣では感じない出来事の一つでした。
運気上昇はもちろん、心も満たしてくれる年末詣、本当に良かったです!
参拝の正しいやり方
お願いするのでは無く、感謝を伝える
有名なことなので、ご存知の方もいるかもしれませんが「あなたが神様だったら、どう思いますか?」という話です。
多くの参拝者が「神様、〇〇をお願いします」と言い、お賽銭は小銭をチャリン。
たった5円ぽっちを投げ入れてお願いされてもね~。しかも、こんなに大人数の面倒は見れんよ!
神様からすれば、そんな感じなわけです。
そんななか「神様、いつもありがとうございます」と、お礼を言う人がいたら、どうです?
大勢の中でも目立ちますよね~。
すると、こちらからお願いをしなくても「あなたは分かってる人やな~! 何か困ってることは無いか?」と神様のほうから手を差し伸べてくれます。
そういうことらしいです。
なので、参拝は、お願いをするのでは無く感謝をするのです。
感謝を伝える
「いつもありがとうございます」
「おかげさまで無事に一年を過ごすことが出来ました」などなど。
自分の住所、氏名を伝える
「○○に住む〇〇です」と、あなたの住所と名前を、しっかりとお伝えしましょう。
神様からすると「あなたは誰やねん?」って感じですからね!
自分のことをしっかりと伝えてから、神様に感謝の気持ちをお伝えしましょう
参道の真ん中を歩かない
参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ「神様の通り道」とされています。
なので、なるべく真ん中は通らないようにしましょう。
※ くわしく調べてみると真ん中を通っても良い!という考え方もあり意見が分かれているようなのですが、ここでは敢えて真ん中は通らないことをおすすめします。
堂々と真ん中を歩くよりも、謙虚な気持ちで脇を歩くほうが良いと思います。
鳥居の前では衣服を整えて一礼
鳥居は、外界と聖域の境界を表しています。
神聖な場所に入る前に軽く衣服を整え、一礼をしてから鳥居をくぐりましょう。
※ 帰りの際にも感謝の気持ちを込めて一礼しましょう。
お賽銭は投げない
お賽銭は「お供え物」です。
「ほ~らよ!」みたいに投げるのは礼儀として良くありません。
※ 人が多い場合は仕方がないかもしれませんが、基本的には「そっとお供えする」ことが望ましいです。
他にも細かい作法がありますが、私は、上記の事を「ゆったりとした気持ちで出来る年末詣」が大好きです。
初詣のウジャウジャした人混みの中では、なにも出来ませんからね!
感謝の言葉で神様に好かれて、運気上昇、開運アップしましょう!
※ 2年連続で年末詣に行って気づいたことがありました。
「お参りする日はいつが良いの?」について書いた記事です。
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