突然ですが、ガンになってしまいました!
診断された時は本当にビックリ!
え? 僕が? ガン? え? 嘘でしょ? マジで?
頭の中で「?」の連発です。
「若い時にガンになると進行が速いから危ないらしいよ!」と聞いていましたが、37歳の時です。
え? オレ 死ぬの? って感じでした。
今までの人生で「死んでしまいたい!」と思ったことが何度かありましたけど、今回は意味が違います。
自分の甘えた考えで「死にたい」では無く「死ぬよ」って!
「ガン」って言葉には物凄い力があります。
一瞬で37年間の人生を考えさせられました。
長いようで短かったような!
楽しい事もあったけどツラいことのほうが多かったような!
このまま死んだら、俺の人生、何だったんだろう?
いろんなことが頭の中を駆けめぐりました。
そんな「ガン」という大きい病気になったのに、最後に「ダサい失敗ネタ」が待っているとは思いもしませんでした(^^;)
そのダサいネタを紹介して行きます。
アホやな~と笑ってもらえたら幸いです。
ガンと診断された「きっかけ」と再検査の大事さ
私が成ったのはリンパの病気でした。
きっかけは、コンタクトを買いに眼科へ行った時に「まぶたがおかしい!」と言われたのが最初でした。
町の小さな眼科だったので「大きい大学病院などで見てもらったほうが良いよ!」と先生から言われましたが、面倒くさかったので行きませんでした。
半年後、またコンタクトを買いに行くと「行ったの?」と先生から聞かれましたが、行って無いことを伝えると「行きなさい!」と怒られました。
(ちょっとキツイ女医さんで、言いかたが怖かったです!)
ちなみに、あなたは検査に、すぐに行く人ですか?
私はアホなので、ここまで言われても行きませんでした。
そして更に半年後、またコンタクトを買いに行くと、今度は、かなり本気で説教されました (^^;)
ちょっと逆切れしつつも「そこまで言うなら面倒くさいけど行ってみるか?」ってなノリで大学病院へ行き、検査を受けた結果が「悪性腫瘍のガン」なわけです。
「女医さん、スゲー!」って思いましたよ。
「言うこと聞いて良かったー」とも思いましたが、最初に言われてから一年経ってるし!
しかも本気で説教されてから、やっと行ったわけで(^^;)
あなたも、健康診断などで再検査と言われたら、すぐに行くことをおすすめします!
早期発見・早期治療!
これ大事です!
(説得力は無いですが)(^^;)
入院生活スタート
さて話は戻って、病状はと言うと「運が良いことに転移は無く症状も軽い」ということから、”放射線治療のみで良い” ということでした。
ただし、5年以内の再発の可能性が30%くらいは有るらしく、再発した時は同じ治療は出来ないので他の治療法になると。
そうなると・・・
重い話でしょ!
いや~、かなり心に響きましたよ!
だって「ガン」ですもん!
さて、病院にはいろんな人達がいました。
抗ガン剤治療を受けている人は「苦しくて、夜 眠れないのがツライ!」と言っていました。
女性の方で「髪の毛が抜けるのが嫌だ!」と話す方も。
かと思えば「ガンになるのは3回目だ! 今度も乗り越えてやる!」と笑顔で話す方も居たりして、かなり勇気づけられました。
その点、私は症状が軽かったので苦しむことも無く、穏やかに日々が過ぎて行きました。
ここまで読んで下さって「ガンという病気になって可哀そう!」と思ってくれた方は、心の優しい方ですが、まだまだ甘いです。
私というダメ人間が普通で終わるわけがありません。
誰からも同情されないようなダサい結果が待ってるんですよ!
い・つ・も !
イチャイチャバレーで起きたアクシデント
私はバレーボールが大好きで、入院している時も庭に出てバレーの練習をしていました。
すると、看護師さんが話しかけて来て、一緒にバレーの練習をするようになりました。
それから2、3日すると10人くらいまで増えました。
想像出来ますよね!
看護師さん10人に囲まれてバレーをしている私の姿が!
ニヤニヤしてアホ面だったでしょうね~!
でもですよ!
男って そんなもんでしょ?
「看護師さん」とか「ナース」って言葉に、弱い所ってあるでしょ?
病気になって入院するのは嫌だけど、看護師さんと仲良くなれたりしたら最高なんだけどな~! とか思ったりするでしょ?
その憧れの看護師さん10人に囲まれてるんですよ!
ニヤけるでしょう!
きっと、あなたもニヤけると思いますけどね~!
そんなイチャイチャバレーをしていた時です。
看護師さんの打ったボールが大きく外れてしまい、それを拾いに行った時!
ガーーーン!!
縁石に足をぶつけてしまいました。
その時スリッパだったので、むき出しの足を直撃です。めちゃくちゃ痛かったです。
みるみるうちに腫れて来たので、念のためにレントゲンを撮ってもらいました。
結果は!
キレイに折れていました。
足の親指の骨折です。
それからが大変でした。
看護師さんは ひたすら謝って来るし!
病院の偉いさんが「うちの若い者が ご迷惑をおかけしてすみません」と謝ったり!
「病気で入院されてるのに、さらに病状を増やしてどうする!」みたいに説教を始めたりと結構大変でした。
この「病状を増やしてどうする!」ってセリフ、けっこう気に入ってます(^_^)
もとはと言えば、私がバレーを誘ったわけで!
もっと言えば、ニヤけていた私がイケないわけで!
さらに言えば、ドン臭くて足をぶつけた自分のせいで!
などなど半分冗談ですが、みんながスゴク気にして来るので、けっこう窮屈な感じでした。
それから一週間後、余計なアクシデントもありましたが、無事「ガン」の治療も終わり退院の日となりました。
足は折れたままでしたが(笑)
「医大にルールを作った」伝説の男!
ところで、私が「ガン」で入院しているのを覚えていました?
看護師さんとのイチャイチャバレーしか記憶に残って無いような気が? (^^;)
それはさておき、後日、検診に行った時にビックリしたことがありました。
なんと「患者さんとのスポーツ禁止」というルールが出来たらしいのです。
私の骨折騒動が原因だと言うのです!
私がルールを作ってしまいました!
「医大にルールを作った男!」
なんかカッコ良くないですか?
と言った感じで、「ガン」という人生の中で大きな出来事でさえも、持ち前のアホパワーで、笑いと言うかネタに変えることが出来ました。
「笑えばガン細胞も減る!」って言いますもんね!
まとめ
最後のオチは余計でしたが(笑)
「ガン」になっても無事に乗り越えられたことに感謝します。
「今」生きていることに感謝します。
そしてこれが一番大事!
これから先、どこまで長生きするかは分かりませんが「生きてるうちに、もっと楽しもう!」と心から思います♪
イチャイチャバレーもう1回したいな~(笑)
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
こんなクダラナイ話で良ければ他にも失敗談がありますので、良かったら暇つぶしにでも読んでみてください。